鉄印帳、始めました 【福島県】

　こんにちは！石田鮎美です。 4歳の息子(子鉄)と全国の鉄道旅を楽しむ【ママ鉄アナウンサー】です。最近は、鉄道好きが高じて鉄道の魅力を発信するお仕事を頂くことが増えてきました。本当に有難いです。私が担当する番組のゲストに鉄道会社の方が来てくださったり、鉄道好きのアナウンサーとしてラジオ番組に出演させていただいたりすることも。まだまだ知識は少なく勉強中ですが、「鉄道が好き！」という熱い気持ちを毎回全力でぶつけています。
先日は、「極上の会津プロジェクト協議会」が連携する観光庁事業として、福島県に行ってきました。福島県の会津鉄道に乗車し、鉄道を通して会津の魅力を発信するお手伝いをさせて頂きました。皆さん、会津鉄道では「鉄印」がもらえることをご存知でしょうか。
「鉄印ってなに？」
「御朱印なら知っているけど・・・」
と思った方も多いはず。今回は鉄印とは何か、鉄印の集め方、そして鉄印に関するお得情報もご紹介します！では、出発進行～！

　鉄印は、全国40のローカル鉄道会社が始めた「御朱印帳」の鉄道版。 40社すべての鉄印を集めると「鉄印帳マイスターカード」が発行されます。鉄印帳は2200円、記帳料は300円～です。手書きやスタンプ、プリントなど、各社工夫を凝らしたデザインの鉄印が用意されています。全部集めてそれをぼーっと眺めながらそれぞれの鉄旅を思い返すのが、私の老後の夢です(笑)。
会津鉄道では会津田島駅でのみ鉄印がもらえます。すべての駅でもらえるわけではないのでお気をつけください。私が住む秋田県では、秋田内陸縦貫鉄道と由利高原鉄道の2社の鉄印があります。由利高原鉄道では、終着駅である矢島駅で「秋田のマツコさん」と呼ばれる女性が鉄印を手書きしてくれます。マツコさんについてはまた発信プロジェクトでご紹介したいなと思っています。

　続いて、会津鉄道で出会った可愛すぎる車両をご紹介します。ジャジャーン！いや、ニャニャーン！！

モチーフは、会津鉄道の芦ノ牧温泉駅でねこ駅長として地域の人に親しまれてきた「らぶ」です。こちらの車両は、「らぶ」たちが主人公となる「劇場版にゃん旅鉄道」のラッピング列車なんです。車体だけでなく、車内のあらゆるところにも猫ちゃんがデザインされています。つり革や座席のシートにも。こんなにも癒される列車は初めてです。
会津鉄道では、ねこ駅長のラッピング列車のほかにも、会津の漆塗をイメージした真っ赤な車両や、赤べこをモチーフにしたゆるキャラ「あかべぇ」の車両などもあります。どのデザインの車両に出会えるかワクワクしながら列車を待つのも、鉄道旅の楽しみのひとつだと思います。

　会津鉄道沿線のお店では、鉄印帳を提示すると様々な特典が受けられます。お得にお土産が買えたり、食事が割引されたりします。私は七日町(「なのか」ではなく、「なぬか」と読むそうです)にある駅カフェで お得にコーヒーをいただきましたよ！ほっと一息できました。
鉄印帳を持って旅をしていると、
「私も鉄印帳始めたんです！」
と声をかけていただくことが多いんです。
「私、コンプリートして2巡目なんです！」
なんて方にも出会いました！私も、何年後、何十年後になるかもしれませんが、ゆるりと全国の鉄印旅を楽しみたいと思います。みなさんも、鉄印帳を片手にローカル鉄道の旅に出かけませんか？

【あいづふるさとアンテナショップ 駅カフェ】
（住所）福島県会津若松市七日町5-1（JR七日町駅・駅舎内）
（営業時間）9:00~18:00
（電話）0242-39-3880