球春到来！プロスポーツ、キャンプシーズンがスタート【沖縄県】

池田　麻里子

　テレビ宮崎でスポーツキャスターをしていた池田麻里子です！毎年この時期になるとワクワクするのが、春のキャンプシーズンの訪れです！春のキャンプと聞くと皆様どんなイメージをお持ちですか？場所は沖縄？宮崎？鹿児島？はたまたグアム！？プロ野球チーム？プロサッカーチーム？何を思い浮かべますか？宮崎にいた頃はキャンプシーズンの訪れとともに、休みがなくなる覚悟と、とにかく肝臓を使うので一層健康管理には留意していました（笑）
2021年に沖縄の名護市に移住し、こちらには毎年北海道の日本ハムファイターズがキャンプで訪れるので、早速お仕事をいただいたり、キャンプ初日の１軍紅白戦をチラッと覗いてきましたよ！キャンプといえば、さまざまなスポーツチームが本シーズンに向けて一丸となって調整を図りながら鍛錬を積む期間ですが、今回の記事ではプロ野球チーム、特に北海道日本ハムファイターズのキャンプに絞ってお伝えします。

1979年から沖縄県名護市で春季キャンプを張る北海道日本ハムファイターズ

　我が家から幹線道路をわずか2㎞ほど進んだところに、タピックスタジアム名護という野球スタジアムがあります。ここをメイン球場としてキャンプを毎年張っているのが、北海道日本ハムファーターズです。ファーム（２軍）はさらに北上した国頭村のかいぎんスタジアムでキャンプを張っています。今年も暖かな春の日差しの中、2月1日に無事キャンプインしました！
2022年の去年のキャンプでは、BIGBOSSこと新庄剛志監督が初就任後初めてのキャンプとあって、一目BIGBOSSを見ようと、コロナ禍でありながら大勢の来場客で賑わいました。ただし、去年は球場内でのキャンプ見学は入場制限がかかり、収容人数の半数までを上限としてweb上から事前予約が必要でした。しかし、2023年、今年は入場制限無し！ということで、初日から大勢の観客がタピックスタジアムを訪れ、紅白戦を観戦していました。

新庄剛志監督のサプライズ演出

　実は去年も新庄監督からビッグサプライズがあったのですが、それがキャンプスタート前夜の花火です！何やら、新庄監督のポケットマネーから花火を打ち上げたということですが、突然名護の夜空に上がった花火に、去年は
「え？今日花火大会？何の花火これ？」
と人々が戸惑いつつも見入っていました。私もその一人でした。すぐにニュースで、新庄監督から
「これからキャンプでお世話になる名護の皆に向けて」
「コロナ禍で闘う医療従事者への感謝を込めて」
という意味でのサプライズプレゼントということで知れ渡りました。打ち上がる花火を、宿泊先のホテルのベランダから各々眺める選手たちの画像もメディアに並んでいたのが記憶に新しいです。
今年は打って変わって、サプライズ花火であることには変わりないのですが、いわゆるイベントとして開催されました（ただし一般公開はされず、公には事前告知もなし）。キャンプスタート前夜の1月31日に、タピックスタジアムに選手や球団関係者を招き、そして地元・名護市のスポンサーやイベントへ出演する方たちの関係者席も設けて、新庄監督がカウントダウンをして花火が打ち上がりました。
ありがたいことに、私はこの花火打ち上げイベント「北海道日本ハムファイターズ　キャンプ前夜祭花火」のMCを担当させていただき、間近で新庄監督を拝むことができました。本番に向かうエレベーターで新庄監督とすれ違い、ご挨拶を一瞬させていただいたのですが、まぁ、カッコよかったです！確固たるオーラをお持ちですね。存在感の塊！少しでも見習わなければと感じた次第です。
そうそう、去年まではBIGBOSSと呼ばれていた新庄剛志監督ですが、今年は本気で優勝を目指すため、パフォーマンスは一切無しで、BIGBOSS改め、新庄監督として務め上げる覚悟だそうです。