2020.10.21
みなさん、こんにちは。
岡山県出身、神奈川県在住のフリーアナウンサー・久本真菜です。
近頃は、猛暑の日々が懐かしくなるほど空気がヒンヤリし、すっかり秋の気配ですね。
秋といえば、〇〇の秋!
食欲の秋、スポーツの秋などいろいろありますが~、、、
今回は、神奈川で楽しめる「行楽の秋」をご紹介します。
川崎・生田緑地ばら苑はまさに「秘密の花園」
それはどこかといいますと~、、、こちら!!
生田緑地ばら苑です。
生田緑地ばら苑は、川崎市多摩区の小田急線向ヶ丘遊園駅南口から1キロほどのところにあります。
ばら苑は、向ヶ丘遊園地の中に1958年に開園。
当時は「東洋一のばら苑」と言われていました。
2002年に向ヶ丘遊園地は閉園したのですが、川崎市がばら苑の維持管理を引き継ぎ、現在は、春と秋の年に2回のみ一般開放しています。
生田緑地ばら苑の魅力はなんといっても広大な敷地に、種類豊富なバラが咲き乱れるところです。
その数なんと、
春はおよそ800種3300株、
秋はおよそ625種2900株!
360度バラに囲まれる、、、まさに「秘密の花園」!!
今秋はコロナ対策で変化も、、、
私は神奈川のテレビ局でアナウンサーをしていた頃、川崎市の魅力を紹介する番組を担当していたこともあり、これまでに何度も、いや毎年ばら苑を訪れてきました。
ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で春の開苑は中止に。
この秋実に1年ぶりの開苑となりました。
先日行ってきましたが、しっかりとコロナ対策がとられていましたよ。
まず、入園する際は、検温・来苑者カードを記入し提出します。
来苑者カードは事前に、ホームページからダウンロードしておくとスムースです。
注意喚起の看板がありました。
またいつもは、芝生の上にレジャーシートを敷いて、バラの香りを楽しみながらお弁当を食べられるのですが、今秋はレジャーシートの利用・食事は禁止とのことでした。
いつもは飲食の売店もにぎわっているのですが今年は出店していません。
他にもすべてのイベントが中止になり、ボランティアガイドによるバラの解説もありませんでした。
こう変化を書き連ねてみると少し寂しい感じに聞こえますが、ボランティアの皆さんをはじめ、多くの人が、今年もバラを楽しんでほしいと思って、一生懸命対策を考えぬいてくださったからこそ、開苑できているということをしみじみ感じました。
秋バラを私なりに撮影してみました
お弁当は食べられませんでしたが(食い意地w)、秋バラは今年も私を迎え入れてくれました。
ここで、私が気に入ったバラをいくつかご紹介♪
こちらは、ユーロピアーナ。赤が濃くて目を引きます。紫のバラ、トワイス インナ ブルーム―ン。
英語の慣用句「Once in a blue moon」(めったにないこと)のOnceをTwiceに変えた遊び心ある名前で面白いですよね。
こちらは、ゴールデンビューティーという名前のバラ。
オレンジがとてもきれいでした。
どれも華やかで、個性があって、香りにも癒されて、、、
いま写真を見返すと、ばら苑の空気に包まれているような気持ちになれます。
皆さんも秋バラの魅力を感じてみて
年に2回、開苑している生田緑地ばら苑。
2020年の今年は、10月15日~11月8日までです。
入苑料は無料ですが、ばら苑募金箱を設置し、ばら苑基金を募っています。
ぜひご協力ください。
ばら苑の管理は、ボランティアの皆さんで成り立っています。
すごいことです!
芝生がふかふかなので、小さなお子さんが駆け回って転んでも安心♪
土日は駐車場および周辺道路が混雑するので、公共交通機関の利用がおすすめ。ばら苑までは急な坂や階段があるのですが(100段はあるとのこと)、ご高齢の方、足の不自由な方や車いす・ベビーカーの方用に、丘の中腹からばら苑まで送迎ワゴンも運行していますよ。
今年は便数を減らしての運行え30分間隔なんだそうです。
今年の秋は、川崎で秋バラを堪能してみてはいかがでしょうか?