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【岡山県】「備前焼」をもっと身近に 〇〇に変身した焼き物って、、、?

目次

皆さん、こんにちは。
岡山県出身のフリーアナウンサー、久本真菜です。
きょうは私の出身地岡山県備前市ならではの
素敵なモノをご紹介します。

実はすごい!「備前焼」の魅力

突然ですが、皆さんは「備前焼」を使ったことはありますか?
教科書で名前は見たかも、とか、聞いたことはあるな~!なんて人は多くいますが、実際に使ったことがある、愛用している人は少数派かなと思います。

もし使ってくださっている方がいらっしゃいましたら、元備前焼小町の私、久本が備前焼に代わってお礼申し上げます(笑)

そもそも備前焼とは、岡山県備前市の伝統工芸品で、日本六古窯(にほんろっこよう)の一つです。
日本六古窯とは、中世から現在まで生産が続いている日本を代表する6つの窯のこと。
六古窯の中でも、備前焼は歴史が古く、なんと約1000年の歴史を誇ります。すごいでしょう!?

備前焼の特徴は、なんといっても手触りと焼き色です。
釉薬(ゆうやく:陶磁器の表面をツルツルにするためにかける薬品のこと)を使わず、絵付けもせずにただ窯で焼くことで、土本来の質感を楽しめるほか、火のあたり方などで模様がつくので、窯から出すまで仕上がりが予想できない!

よって、一つとして同じものがないんです!
また1000度以上になった窯で約2週間かけて焼き締めるため。とっても丈夫!
さらに、備前焼には小さな穴があいていて通気性が良いことか、花瓶だとお花が長持ちする、ウイスキーやワインが香り高くコクのある味に変化するといわれています。

おすすめは、備前焼でビールを飲んでほしい!
泡がきめ細かくてとても美味しいんですよ~。

使い始めは土のザラザラした感触があるのですが、使えば使うほど角が取れて、なめらかな手触りになり、自分好みの焼き物に変化するのも魅力です。

 

 

 

焼き物なのに〇〇に変身!?

、、、とここまで紹介したら、手に取ってみたいなと思ってくださる方もいらっしゃるかもしれません。
ありがとうございます!
改めて、備前焼に代わりお礼申し上げます。(怪しいものではございません笑)

でもまだ、備前焼を買って使うほどまでは、、、という方もいらっしゃるでしょう。
いいんです。素直な気持ち、大事です!

では、これはどうでしょう!?実は、備前焼が、ある身近なモノに大変身したんです。
それが、こちら!ノートと一筆箋です!!!
なんと!
備前焼が文房具に変身したんです!
意外じゃないですか!?

でもとてもおしゃれで、備前焼の良さをしっかり感じられる素晴らしい商品なんです。
まず表紙は、備前焼を代表する焼き色のひとつ「ひだすき」がデザインされています。
ひだすきは、備前焼にワラを巻いて焼くことで火のあたるところと当たらないところができて、このような焼き色がつくんです。
この模様、まるでリレーで使うタスキに見えませんか?
まさに、あの「タスキ」から「ひだすき」と呼ばれているんです。
私はこのひだすき模様が大好き!

ノートはA6サイズで、バッグにしのばせるのにちょうどいいサイズです。
無地なのも使いやすいですね。
一筆箋は、無地と罫線入りの2種類で、ともに柄にひだすき模様がデザインされているのがポイント☆
手紙を書きながら、備前焼の魅力を堪能できます。
しかもこの一筆箋、かなり紙が上質で書きやすいんです!
さらさら~とペンが走る書き心地も素敵です。

 

 

この商品を作ったワケは、、、

この商品を作ったのは、備前市で窯元やギャラリーを営む女性と、備前市出身の女性デザイナーで構成する、商品企画ユニット「BIZEN PRODUCT」の皆さん。
備前焼を新たな視点から楽しんでほしい、もっと身近に感じてほしい。
そして、備前焼を好きになってほしい。そんな想いが込められています。

私も10年ほど前に備前焼小町として 全国で備前焼のPR活動をしていましたが、もっと多くの人に備前焼の魅力を知ってもらうには何をすればいいのかな~と考えていました。
特に、これまで備前焼と縁がなかった方に、一瞬でも触れてもらえるチャンスはどうやって作ればいいのかなと。

さらに備前市は、他の町と同じく少子高齢化が著しく進んでおり、町の活性化も大きな課題です。
BIZEN PRODUCTを通して、備前焼を知り、そして備前市へ足を運んでほしい。そういう思いがこのノートと一筆箋の中には込められていて、その郷土愛に、私は強く感動したのです。

 

 

ネットで買えますよ~♪

熱い思いを語りましたが、、、
とにもかくにも、今回ご紹介した「ひだすきノートと一筆箋」は、デザインが洗練されていて、なおかつ備前焼の良さを引き出しているという、とても素敵なものに仕上がっています。

女子アナ47が運営するネットショップ
「日本のいいもの発掘!地方創生女子アナ47ショップ」から購入することができます。

ぜひBIZEN PRODUCTのひだすきノート&一筆箋を手に取って、備前焼の魅力を感じてみて下さい。

 

 

アナウンサー紹介

岡山県備前市出身 学生時代に地元の焼き物・備前焼のPR大使「備前焼小町」を務めたことをきっかけにアナウンサーを志す。2011年KSB瀬戸内海放送に入社。報道番組の記者として毎日現場へ出向き、相手に寄り添うインタビュー力を身に着けた。2015年にテレビ神奈川へ。tvkでは主に神奈川県全市町村を巡る街歩き番組のアシスタントを務め、とっさのアドリブ力を養う。現在はtvk「水たまりボンドの〇〇いくってよ」のナレーションをはじめ、イベント司会やスピーチトレーナーなどジャンルを問わず活躍中。趣味は、旅行、ゴルフ、素敵なカフェ探し、ハワイの伝統工芸・リボンレイメイキング。