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【茨城県】他県にも伝えたい!‘方言ランキング’9選!!

目次

茨城県出身、ラジオパーソナリティ、ケーブルTVアナウンサー、イベント、式典、結婚式等で司会をしている、茨城県那珂市観光宣伝部長の大畠なつきです。

今回は、思わず他県に伝えたくなる、北関東ならではの“茨城弁”をご紹介していきます!!

茨城県魅力度最下位を連覇中・・・
最下位3~4年目辺りは、逆に目立っていいんじゃない??

なんて声も聞いていましたが、最近では7年連続最下位が続き、さすがにこれはまずいよね?!
という声も聞こえ始めてきました・・・。

茨城県内には地域によって様々な方言があります。
同じ茨城県内でも知らない言葉も増えています。

どんどん失われていく茨城弁を、もっと皆さんに知ってもらえるよう、
「好きな茨城弁ランキング」を独自でアンケート。

みなさんも、ご自身の故郷や居住地のお国言葉を思い出してみてください。
今まで標準語だと思って使っていた言葉が方言だと気づいたり、あらためて文字にすると思わずふき出しそうな言葉が、あるかも?!しれません。

一度、茨城さ来て、生の方言聞いてみてくんちょ!!

 

9位~6位

おづよ(9位)

おつよ、おづよ、おつけ
【意味】味噌汁
【例】 うんーめえ、おつよだな
【意】 とても美味しい、お味噌汁ですね

これはアンケート結果で、初めて耳にしました。
なかなかレベルが高い茨城弁ですが茨城県内北部でよく使用されている方言です

いじやける(8位)
いじやく、いじやげる、いっじゃげる
【意味】頭にくる、腹が立つ
【例】 ごじゃっぺやってっから、いじやげで
【意味】 いいかげんな事してるから、腹が立つ

声に出してみるととっても乱暴な響きですね。
ですが、この言葉は地元に帰ればよく聞こえてくる言葉です。

■そーけー(7位)
濁るタイプと濁らないタイプ、2パターンあります。

そーげー
【意味】本当に
【例】 そーげー、はづみみだな
【意】 本当に、初めて聞いたよ

そーけー
【意味】そうか
【例】 ああ、そーけー
【意】 ああ、そうか

これは、感情に合わせて色々使い分けできます。
普通に返事をする時は平板型のアクセントですが、少し怒りをあらわにしている時や疑問形の場合は、尾高型になります。

■いっちくだっちく(6位)
いっちくだっちく
【意味】互い違い
【例】 ボタンがいっちくだっちくだど
【意】 ボタンを掛け違っていますよ

この方言は、実はあまり聞いたことのない言葉の1つですが、茨城県内北地域でよく使う方言です。

響きが可愛くて一度聞いたら忘れられない、そんな方言ですね。
是非、全国の高校生に使ってほしいです。

 

かっぽる(5位)

かっぽる
【意味】すてる
【例】 そーた、いしけーのかっぽれ
【意】 そんなおんぼろ、すてなさい

例文の“いしけー”という言葉も方言の1つ。
意味は、ボロやダサいなどを含みます。
中学生の頃はよく使用していました。

 

なんだっぺ(4位)

なんだっぺ
【意味】なんでしょう
【例】 なんだっぺ。そんなこどもでぎねの?
【意】 なんでしょう。そんなことも出来ないの?

これはよく使用されている方言の1つ。
語尾に“ぺ”が付くと茨城弁という感じがしますね。

 

いやどーも(3位)

この言葉に関しては、意味を説明しがたい。
というのも、様々な意味を含んでいるから。
「いやどーも」だけでは、共通語として使用できる。

しかし、茨城弁の中では様々な意味となる。
例えば、軽い挨拶の時。少し困った時。相手を少し小馬鹿にしてる時。
驚いた時に使用する。これといって意味を定着させてしまうとそれはナンセンス。
とにかく、茨城県民の日常会話になじんでいるのは間違いない。

茨城県内には「いやどうも」というラーメン屋まである。‎
何にでも使える万能ワード。

嬉しい時でも悲しい時でも、驚いた時でも面白い時でも、感情が動いた時には「いやどうも」を使用する。‎

 

あおなじみ(2位)

あおなじみ
【意味】青あざ
【例】 足ぶっつけで、あおなじみになっちった
【意】 足ぶつけて、青あざをつくってしまいました

この言葉が茨城弁だと知ったときは衝撃でした。
活発だった私は、青あざと言えば、子どもの時よくつくる傷、怪我の1つでした。
なので、小さい頃からよくこの言葉を使用していました。
これが茨城弁だと知ったのは高校を卒業する辺りだったような気がします・・・
今では茨城弁と言えば“あおなじみ”という方が増えてきています。

 

 

ごじゃっぺ(1位)

一位に輝いた茨城弁は“ごじゃっぺ”でした。

ごじゃっぺ、ごじゃらっぺ
【意味】馬鹿、いいかげん、だらしない
【例】 ごじゃっぺやろ
【意】 馬鹿なやつ

茨城県内には“ごじゃっぺ”を店名にしている居酒屋もあるほど。
昔からよく使用していた言葉です。
直接、馬鹿!というよりも、様々なニュアンスを含んでいるので、
馬鹿!というよりも使用しやすいかも!?しれません。

 

今回は、思わず他県に伝えたくなる、北関東ならではの“茨城弁”をご紹介しました。
その他にもた~くさんの茨城弁があります。
このランキングをきっかけに茨城弁に興味をもって頂けると嬉しいです。

一度、茨城さ来て、生の方言聞いてみてくんちょ!!

 

 

アナウンサー紹介

現ラジオパーソナリティー。地元茨城県那珂市の観光宣伝部長も務める。元SMAP中居正広さんの番組では高得点を獲得するとPRが出来るというコーナーで歌唱を披露し、見事高得点獲得。観光PRタイムで得る。茨城放送では、日本チャンピオンで海外でも活躍するプロバイクライダーとWパーソナリティーを務める自分の番組を持つ('20.10月〜)。学生時代の歌手活動を活かし歌える司会者として活動。主にイベントMC、式典司会、運動会MC