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よんなな プロジェクト

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夏休みにおすすめ!海も山も両方楽しめる屋久島

目次

 

日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島。豊かな自然に、ゆっくりとした時間の流れが心を癒してくれます。

仕事で何度も訪れたことはありましたが、ちょうど5年前のこの時期、プライベートで2泊3日の旅行に出かけました。

一番の目的は登山!樹齢約7,200年ともいわれる縄文杉を一目見たかったからです。

屋久島は、地図で見ると丸みを帯びた五角形をしていて、その中心あたりに縄文杉はあります。

登山出発は早朝。まだあたりは暗い午前5時頃から登り始めました。本格的な登山は初めてだったので、格好と持ち物だけはきちんと整えました。

屋久島は「一年に366日雨が降る」といわれるくらい雨が多く、登山中全く雨が降らないというのは珍しいそうです。レインウェアは必須。それに加えて靴と靴下も丈夫なものを準備しました。

 

いざ、出発!

登山口を入ると、まず長いトロッコ道が待っています。単調でいつまで続くのか分からないレールをひたすら歩き続けるのは根気がいります。無心になったり、時には自分を見つめなおしてあれこれ考えたり。心が折れそうになった瞬間もありましたが、すれ違う人と挨拶を交わし、話しながら歩くことでなんとかクリアできました。

 

少し休憩をとって再び歩き始めると、テレビや雑誌で見たことのある、苔むした緑一面の神秘的な世界が広がっていました。

度々深呼吸したくなる澄んだ空気。静まりかえった森の中に響き渡る鳥のさえずり。岩や葉を伝って滴り落ちる美しい水。全てが心地よく、一歩一歩踏み締めながら歩きました。

 

こちらは「ウィルソン株」と呼ばれる大きな切り株。 

中に入ることができ、見上げるとハート型に見える穴があいている人気のスポットもあります。

縄文杉への道のりは、あちらこちらに自然の美しさや生命の力強さを感じることができ、心が洗われました。

 

そして、ついに縄文杉にたどり着きました。

 

どっしりと構えた太い幹を下からゆっくりと見上げ、しばらく無言でじっくり眺めていました。霧がかったその姿は、より神秘的で幻想的。日常の嫌なことを忘れさせてくれるような、生きる力を与えてもらっているような、そんな感じでした。

腹ごしらえをして下山。帰りは休憩することなく歩き続け、往復7時間かけて無事、縄文杉登山を終えました。

 

■屋久島は日本一のウミガメの産卵地

産卵の時期は過ぎていましたが、7月下旬から8月下旬にかけては孵化の時期。夜は永田浜で子ガメの放流観察会に参加し、貴重な経験をすることができました。

 

■最高級の透明度!一湊海水浴場

登山の筋肉痛を忘れるほど美しすぎる海で思う存分遊びました。脛の高さまで魚がきて、今にも捕まえられそう。どこまでいっても透明で、シュノーケリングにはもってこいです。

 

旅の思い出で欠かせないのが食事。

民宿では、屋久島で獲れた新鮮な魚がふんだんに使われた料理を堪能。「登山に備えてしっかり栄養つけてね」と優しい言葉も添えていただきました。食事中は、おすすめの観光スポットや地元のイベントなど親切に教えてくだり,民宿を営むご夫婦には感謝。

お料理はどれをとってもおいしく、お腹も心も満たされました。

 

屋久島の方のあたたかさにもふれた大満足の旅でした。

何度もリピートして訪れたい所の一つ。夏休みの思い出づくりにおすすめです!

 

 

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アナウンサー紹介

元NHK鹿児島放送局キャスター。まち歩き、歴史好きが高じて鹿児島の観光ガイド「薩摩こんしぇるじゅ。」を務めたことも。特技のラッピングはコーディネーターの資格を持ち、どんなものでも高見えおしゃれに変身させちゃいます!得意の婚礼司会をはじめ、子どもプレゼン教室、コミュニケーション講座講師、イベントMCなど幅広く活動。誠を尽くして取り組みます!