2020.02.07
高知県出身で、関西、四国を中心に活動している中谷雪乃です。
高知市で毎週開催されている「池公園の土曜市 高知オーガニックマーケット」へ行ってきました!
農薬や化学肥料を使用していない農作物や、無添加の加工食品などを販売する、魅力的なお店との出会いがありました。
安心・安全な商品が揃う土曜市
高知市にある高知県立池公園で、毎週土曜日に開かれている「池公園の土曜市 高知オーガニックマーケット」。
こちらで売られている商品は、安心・安全なものばかり。
農作物は農薬や化学肥料を使わず、加工食品は無添加で、手作りの雑貨も並びます。毎回約40~50店が出店していて、全て生産者が自ら販売しているんです。
高知オーガニックマーケットは、2008年に、日本で初めての毎週開催のオーガニックマーケットとして始まりました。
それから10年以上続いていて、毎週訪れる常連さんのいる「生活市」としても定着してきました。
私が訪れた令和2年の初売りの日は、青空の下、約50店のお店が並び、たくさんの人が訪れていました。
そのマーケットの様子をご紹介します。
新鮮で安心でおいしい!食べ物
まず、新鮮で安全な農作物や加工食品のお店が並びます。
「果鳥風月」では柑橘類を販売。この時期は、文旦やみかんなどが並んでいました。
旬の果物に季節を感じることができます♪
安心と安全を心がけて栽培しているということ。
農薬を使っていないため、外観は良くないと思うかもしれませんが、味はおいしかったです。
「やくちファーム」には、農薬不使用、有機栽培の野菜がずらり。
種類が多く、どれを買おうか迷います。
そして、オリジナルのピーナッツバターも人気!
落花生と天日塩だけで作り、落花生本来の甘さを感じることができます。
初回から出店しているという「桂フーズ」では、高知でとれた魚を使った揚げ物を販売。
アジフライ、じゃこカツ、じゃこ天、かさごの唐揚げなど。
全種類食べたくなります!
もちろん無添加です。
かさごの唐揚げ
人気で、みるみるうちに減っていきました。
他にも、様々な農作物や料理、パン、お菓子などを販売しているお店も。
購入した商品を公園のベンチで食べて、のんびりと過ごすことができますよ~♪「桂フーズ」のじゃこカツと一緒に
丁寧に作られた商品に魅了される
丁寧に作られた品物の数々にも注目です。
「工房刻屋」では、天然の木と天然塗料を使用して、木工品を製作しています。
木のぬくもりを感じる木工品に囲まれると、ほっこりします。
名刺入れ
赤ちゃんが口に入れても安心の歯がため
ひとつひとつ木の表情が異なり、同じものがないのも良いですね。
「山のせっけん屋 西熊家」に並ぶのは、手づくり石けん。
使用する素材を選び、科学的に合成されたものは使用されていません。
普段あまり見かけない石けんが多く、気になるものばかり!
その中でもインパクトがあったのは、「いのしし石けん」(写真中の一番右)。珍しいですよね~!
いのししラードを使った石けんだということです。
高知の山暮らしの経験から生まれる身近な素材を使うアイデアがあるのだなと思いました。
出店者はそれぞれ熱い気持ちやポリシーを持っているということを、お話を伺って感じました。
お店を回りながら出店者との交流を楽しむのも、高知オーガニックマーケットの魅力のひとつ。
知らなかったことを学ぶ機会にもなると思います。
■池公園の土曜市 高知オーガニックマーケット
毎週土曜日
場所:高知県立池公園
時間:午前8時~午後2時頃(7月と8月は正午まで)http://kochiom.web.fc2.com/