こんにちは!広島エリア担当の久保田夏菜です。
最近、ありがたいことに講師としてお声がけしてもらう機会が増えてきたのですが、
先日、ある中学校に行ってきました。
実は、ここでの講演は3回目。対象は、中学2年生。
でも、面白いんです!
話の途中でも、質問が止まらない年もあれば、ひたすらメモを取り続けてくれる年もあり……
それぞれの学年の個性ってあるんだなと、微笑ましくなります。
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よんなな プロジェクト
よんなな プロジェクト詳細
2019.10.17
こんにちは!広島エリア担当の久保田夏菜です。
最近、ありがたいことに講師としてお声がけしてもらう機会が増えてきたのですが、
先日、ある中学校に行ってきました。
実は、ここでの講演は3回目。対象は、中学2年生。
でも、面白いんです!
話の途中でも、質問が止まらない年もあれば、ひたすらメモを取り続けてくれる年もあり……
それぞれの学年の個性ってあるんだなと、微笑ましくなります。
講演のテーマは“私が見たカンボジア”。
今なお、内戦の爪痕に苦しむカンボジアの地雷の現状や撤去の様子、
その中で逞しく復興に向かう村人の姿、学ぶことが当たり前ではない教育現場の現状など。
でも、カンボジアだって楽しい国だよ!と伝えるのも、私の中でのもう一つのテーマ。
村での私の体験などもたっぷり紹介。
多くは珍道中話ばかりで、
テンションがあがった食べ物ベスト3の話の時には、歓声と悲鳴がおきますが(笑)
そんな話を聞きながら、一緒に笑ったり、考えたり……真面目な生徒さんばかりです。
そんな生徒さんとの出会いの中で、今でも忘れられないことがあります。
初めて講演に行った時のこと。
講演終わりに、数人の生徒さんが
「お金はないので寄付はできないんですけど、何か私たちにもできることはありますか?」と声をかけてくれたのです。
その思いにあたたかい気持ちになったと同時に、
この思いをつながなきゃ!という責任のような感情も湧いてきました。
その後、生徒さんたちはカンボジアの子供たちと文通をはじめ、
今でも文化祭などでカンボジアに送る文房具などを集める活動をしてくれているんです。
それは、カンボジアの子供にとっても、
同世代の違う国の友達が応援してくれているというのは、とても励みになると思います。
まさに、その生徒さんたちの活動そのものがそうですが、
それぞれの立場でできること、役割というのは違うのだと思います。
国際貢献なんていうと、とても大きなことのようで、一歩が踏み出しにくかったりすると思います。
私だって、自分にできる“伝える”ということしかできていません。
でも、どんな小さなことでも、「動く」ことに意味がある、「続ける」ことに意味があるということを感じてほしいなと思っています。
まさに、この学校の先輩が素敵な見本です。
自然大好きアナウンサー。2年前に田舎に移住し、毎日1時間半かけて職場へ通う。仕事は、バラエティ番組や情報番組が中心。休日は、畑仕事に汗を流す。ライフワークは、カンボジアの田舎にある地雷村に通うこと。現地では、自らカメラを回し、取材を行い、内戦の爪痕に苦しむ村人の現状を伝える活動にも取り組む。2018年、ヒロシマ平和創造基金「国際交流奨励賞」受賞。