2020.12.01
こんにちは。長野県、静岡県担当の大下佳菜です。
NHK長野放送局、NHK静岡静岡放送局で9年間キャスターをしていました。
現在は、育児に奮闘中の毎日。
ニュースやナレーションを読む生活からは離れていますが、今でも欠かさず読んでいます。
“絵本”を。
11ヶ月の息子は本が大好き。もちろん自分で読むことはできませんが、
絵本を棚から引っ張り出しニコニコ笑いながらページをめくっています。
そんな息子に楽しんでもらいたいと読み聞かせの練習をする毎日です。
絵本の収録をしました!
先日、ご縁があって絵本の読み聞かせを収録しました。
玉川高島屋で行われていたPeppa Pigの期間限定ショップで流すためです。
ペッパピッグは、イギリス発祥のアニメで、
主人公のペッパピッグは元気いっぱいで愛嬌のある女の子、お父さん、お母さん、
そして弟との何気ない日常を楽しく愉快に描いています。
読んだのは「Peppa pig ペッパの123」。
数の数え方を学ぶ絵本です。1~10までを日本語と英語で、ペッパの持ち物や好
きなものと絡めて描いています。
撮影したのは、絵本を持って読んでいる様子。
絵本をめくっていく様子や描かれている絵も。
全て自分で撮影しました。
NHKでキャスターをしていたときにもカメラ、三脚を持って取材に出ていたこと
もあったので、当時を思い出しながら撮影しました。
アナウンサーの読み聞かせ
「ニュース読んでたから絵本の読み聞かせも得意でしょ」
「アナウンサーの読み聞かせって上手なんだろうね」
「読み聞かせのコツを教えて!」
こんなことを言われたことがあります。
いやいやいやいやいや、読むたびに悩んでいます。コツなんてありません!
思い通りに読めなくて悔しい時ばかりです!
今回の『ペッパの123』を読むときにも
「楽しく見てもらいたい」
「一緒に数を数えているようにしたい」
「声に出して数を数えてみたいと思ってもらいたい」
どんな風に読んだらよいのだろうと悩みながら収録しました。
何度も練習して、何度も家族に聞いてもらいました。(家族も覚えてしまったほど。)
明るく!楽しく!元気よく!
まるでご長寿音楽番組の副題のようですが、
私が絵本を読むときに気を付けていることです。
「明るく、楽しく、元気よく、そしてハキハキと」。
絵本を開くと楽しいことがはじまるんだと知ってもらえたらいいなと思うんです。
感情を込める、情景が浮かぶように読むなどと言われることもあるかと思いますが、
聞いているこどもが楽しむのが私は一番だと思っています。
まずはわかりやすくハキハキと読むこと。
そしてときには高い声で読んだり、低い声で読んだり、リズムをつけて読んだり。
難しいことは考えず、
言葉をはっきりと、明るく楽しく読むことが続けるコツだと思っています。
読む大人にとっても、聞くこどもたちにとっても。
こどもたちの反応は?
一生懸命撮影した読み聞かせ。
どんなふうに流れているのだろうと気になり、
玉川高島屋の期間限定ショップ内で流れている様子を見に行ってきました。(2回行きました。)
こどもたちが楽しそうに見ていてくれてとてもとても嬉しかったです。
真似して声に出している子もいて・・・
ありがとう!
と声をかけたらきょとんとしていました。
そりゃそうですよね。
今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、映像での読み聞かせとなりましたが、次はこどもたち、お客さまの前で読んでみたい!と思いました。
そして今後も読み聞かせにチャレンジしていきます!