【茨城県】死ぬまでに行きたい！世界の絶景・国営ひたち海浜公園のネモフィラ

　国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市にある国営公園で、公園の総面積は350ha。しかし、実際に公園として利用されているのは、南側の191.9ha（開業中の面積）で、全体の約55%に留まっているそうです。（2012年5月現在）
公園は7つのエリアに分かれており、その中に個々のアトラクションが設置されています。アトラクション間にはサイクリングコースが整備され、広大な敷地を自由に行き来することができます。音楽イベントが開催されている晴れた日に当たると、とても最高な気分でサイクリングすることができますよ。
また、主要なアトラクション間を結ぶシャトルバス『シーサイドトレイン』も走っています。春～初夏の時期には、見渡す限りの花々に囲まれます。
また、この場所は、茨城県内における花の名所の1つでもあり、4月頃のスイセン・チューリップ、5月頃のネモフィラ、10月頃のコキア（ホウキグサ）などの時期には、フラワーリレーというキャンペーンイベントも行われ、夏には様々な有名アーティストが揃う“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”が開催されます。

　西口エリアにあるのは、スイセンガーデン。春には、約100万本の様々な特徴あるスイセンが観察できます。そのほか、チューリップガーデン、たまごの森、たまごの森フラワーガーデン、ひなの林、記念の森レストハウス、水のステージ（池の中にステージがあり、その周りに約1万人を収容できる観客席がある）、カルガモやカイツブリなどの野鳥を見ることができる西池があります。
春に行われる“flowering フラワリング”というイベントは、季節の花々をリレーのように楽しめるというもので、上記たまごの森フラワーガーデンでは、数十種類のチューリップを見ることができます。
圧巻なので、見に行った際にはぜひ立ち寄ってほしいエリアです。

　みはらしの丘は、終戦後に米軍の射爆撃場のメインの的があった場所で、道路造成などで出た大型トラック20万台分の残土を利用して人工的に整備され、約25年かけ造成されました。丘には3つの頂上があり、一番高い頂上は標高58mで、ひたちなか市の最高地点。春はネモフィラ、秋はコスモス、コキア（ホウキグサ）などが一面を覆い、園内や太平洋を一望できます。まさに、ここが「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」にも選ばれた場所なのです。
また、ネモフィラのすぐ隣には、古民家と菜の花畑もあります。
2020年は、コロナにより皆さんにお披露目することができなかったネモフィラ。2021年には無事開園することができましたが、通路を一方通行にするなどしてコロナ対策をきっちりとしていました。

　今回は、広大な敷地を誇る国営ひたち海浜公園の西口エリアとみはらしエリアしか見て回ることができませんでしたが、次回は丸一日かけてゆっくりとすべてのエリアを回ってみたいと思いました。
また、季節問わず年中イベントが催されているとのことなので、どの季節に行っても様々な風景を楽しめそうです。近くには茨城の海の幸を堪能できる場所もありますので、茨城食材を食べて、心もお腹も満たされるツアーなどもいいかもしれませんね！！
今回は、茨城県にある「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」にも選ばれた、茨城県を代表する超絶景が有名な国営ひたち海浜公園のネモフィラなどをご紹介しました。

【お車の場合】
東京・宇都宮方面からは、北関東自動車道～常陸那珂有料道路。ひたち海浜公園ICすぐ
いわき・仙台方面からは、常磐自動車道。日立南太田ICより約15km
【駐車場までのアクセス】
国営ひたち海浜公園には『西駐車場』『南駐車場』『海浜口駐車場』の3つの駐車場があります。それぞれの駐車場から近いエリアや施設が異なりますので、目的に合わせてお選びください。
【電車の場合】※最寄り駅の勝田駅までと、勝田駅からのアクセス
品川駅より勝田駅まで JR常磐線 特急で約85分
いわき駅より勝田駅まで JR常磐線(上り) 特急で約60分
【勝田駅からバス】
勝田駅 東口2番乗り場から海浜公園西口まで約15分、または海浜公園南口まで20分