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江戸時代から伝わるおせんべいを割ってみたら◯◯が入ってた!【山形県】

目次

 2023年もやんちゃでいとおしいわたしの宝物の三兄弟が喜ぶ場所やグッズを見つけたい!山部朱里です。今回は大人も子どももわくわくできるおせんべいをご紹介します。

山形県庄内地方の名物伝統菓子

 日本全国にはおいしいものがたくさんあって、地域の伝統ある食べ物や文化を知ることはおもしろいですよね。私は両親が大分県と山形県出身で、小さい頃から食べていた馴染みのある料理やお菓子が実は地域限定のものだったということを大人になってから知ったことがあります。
今回紹介するのはこちら「からからせんべい」です。

このおせんべいは、山形出身の母が銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」で購入したものです。母とアンテナショップで買い物していると
「えー!これって山形の名産だったのー?」
なんて初めて気づくものもあるのですが、このからからせんべいは先日母が購入したときに初めて見るお菓子でした。昭和24年創業の宇佐美煎餅店が江戸時代からの味を変えずに作り続けているおせんべいです。

美味しさの秘密とこだわり


 からからせんべいは、小麦粉と黒糖を使った厚めの生地を折りたたんで三角形の形にしています。黒糖は沖縄県与那国島産の特等黒糖をたっぷりと使っていて、しっかりしたコクと味わいが楽しめます。また着色料や香料を一切使用していないので、子どもへのおやつにも嬉しいですね。
からからせんべいは職人がひとつひとつ手包みしています。焼きたての生地が固くならないうちに、職人の丁寧な手仕事で三角形の山に折りたたんでいるのです。
からからせんべいには小さい文字で「まるやま」とも記載されているのですが、この「まるやま」は昔の呼び名で丸いせんべいを三方から折って山の形にしたことが由来とも言われています。ではどうしてからからという名前なのでしょうか?それは振るとからからと音がするからです。中に何かが入っている・・・?割ってみましょう!

からからと音がする正体は?


 おせんべいの中には、和紙に包まれた小さな民芸品や玩具がひとつずつ入っています。宇佐美煎餅店のからからせんべいは、創業当初は20〜30種類だった小物が現在150種類以上に増えているそうです。おせんべいを割るのも楽しいですし、中からこんなにかわいい玩具がでてくると子どもはもちろん、大人もテンションがあがります。外国人の方にも喜んでもらえそうですよね!おせんべいはサクッと軽いので4歳の我が子も簡単に割ることができました。私は机の上にキッチンペーパーをしいて、その上にからからせんべいを置いて、ぐーの手で叩いて割りました。小さいお子さんが割るときには大人と一緒にチャレンジしてみてくださいね。
クラゲの展示種類世界一の鶴岡市加茂水族館にある「クラゲドリーム館」では、オリジナルのからからせんべいが販売されています。本物の貝や海の仲間のおもちゃやシールが入っているそうですよ。また結婚式やイベント、ノベルティとしてオリジナル「からからせんべい」もお願いできるそうです。手土産にもいいですし、パーティーゲームとしてみんなで楽しむのもいいですね!
新年の手土産は「からからせんべい」いかがでしょうか?

アナウンサー紹介

キャッチコピーは「あなたのピンチをチャンスに変える!」。テレビ・ラジオ・インターネットの報道からバラエティまで様々な番組の伝え手経験が強み。東京都出身。大学を卒業後、コミュニティFMで生中継のリポーターやパーソナリティー、ワンマンDJを担当。またweb生放送の進行役も数多く経験。視聴者の質問やコメントなどをリアルタイムで紹介して番組を進行するなどラジオの経験を活かし双方向を意識した進行を得意とする。その後群馬テレビの局アナになり報道キャスター・記者を経験しフリーに。ニッポン放送やインターネットの番組でも活動している。どんなピンチもチャンスに変える努力をしてきました。生放送の瞬発力は任せてください。最近は「売れるトーク術」を武器に講師業にも力をいれています。2人の子どもを育てながらママアナウンサーとして読み聞かせイベントなども行っています。我が子への読み聞かせは1万回以上。幼児食アドバイザーの資格を持ち簡単料理が得意。料理をしながらの鼻歌は昭和歌謡。あなたの気持ちに寄り添って言葉を添えられる伝え手でありたいと思っています。