こんにちは。大阪生まれ、大阪育ちの石田鮎美です。去年の夏に秋田県に引っ越してきました。発信プロジェクトでは秋田県の魅力をどんどんお伝えしていきたいと思います。
さて、前回の記事では「バスケの町」としてご紹介した能代市ですが、実は「木の町」でもあるんです。秋田杉の産地として知られる能代市は、かつて「東洋一の木都」と称されていました。今も、町の至るところで木の温もりを感じることができます。
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木都・能代で木育体験しませんか【秋田県】
目次
2023.02.06
能代市で日本一の秋田杉に出会った!
秋田杉の里・能代市二ツ井町には、日本一の高さを誇る秋田杉があります。高さ58メートル、直径は164センチメートル。推定樹齢は250年だそうです。真っ直ぐと天に向かって力強く伸びる姿に、パワーをもらえます。パワースポットとしても人気だそうです。
散策路は整備されているので比較的ラクに散策できますが、「クマに注意」という看板もあったので、ガイドの方と一緒に歩くことをおすすめします。(冬の期間は入れませんのでご注意ください)
【日本一高い天然秋田杉】
場所:秋田県能代市二ツ井町の南部
仁鮒水沢スギ植物群落保護林(国有林)
お問い合わせ:二ッ井町観光協会 0185-73-5075
「かんな」でお箸作り体験
能代市では、秋田杉を使った様々なワークショップが行われています。能代駅近くのカフェでは、「かんな」を使ったお箸作りを体験しました。かんなを持つのは初めてです!シュッシュッと、比較的少ない力で削れます。ただ、1本仕上げる頃には指がプルプルと震えていました。(笑)
参加していた6歳の男の子は、
「もうすぐ1歳になる妹の分も作るんだ!」
と計4本削っていました。大人でも3本目くらいになるとさすがに手が疲れてくるのですが、男の子は見事4本完成させていました。すごい!子どもの頃から木にたくさん触れることで、木の魅力を知るきっかけになりますよね。秋田杉の香りに包まれた工房での木工体験、ぜひ親子で体験してもらいたいと思います。
「チェーンソー」で丸太クラフト体験
木を使ったワークショップ、体験したのは「かんな」だけではありません。なんと、「チェーンソー」にも挑戦させてもらいました。体験を行ったのは、能代市にある梅内聚落。この地区の80%が山で、その山の面積は東京ドーム380個分だそうです。山の中に移動したら、安全のためにチェーンソーパンツとヘルメットを装着します。チェーンソーの使い方を教えて頂き、いざ!!
どうですか、この見事なへっぴり腰!チェーンソーの音や振動に最初は怯えっぱなしだったのですが、慣れてくると、だんだん快感になってくるんです(笑)!太い木がスルスルと切れていくのが気持ちよくて。
ちなみに、子どもたちは小さなノコギリを使って木の枝を切らせてもらいました。プロの方がマンツーマンで見てくれたので、安心して参加できましたよ!私は切った丸太を鍋敷きに使っています。冬はこの鍋敷きが大活躍!秋田名物・きりたんぽ鍋を作る頻度も増えました。暮らしの中で木のぬくもりを感じられるのも嬉しいです。
能代で秋田杉を大満喫。ぜひ皆さんも、秋田ならではの木育体験をしてみませんか?
【チェーンソー体験】
「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」
電話:080-1676-1676
ホームページ:https://www.umenai.net
大阪出身。地元であるNHK大阪放送局などNHKで8年間報道番組に出演。全国放送での「ニュースキャスター」や「中継リポーター」を数多く経験し、度胸と臨機応変さを身につけました。現在は東京在住。フリーアナウンサーとしてイベントMCやナレーション、企業VPなど幅広く活動中。一児の母でもあり、子育てを通じて「絵本」の魅力を改めて感じ、YouTubeで「アナウンサーが読む絵本」を配信中。撮影、編集にも挑戦。また、防災士の資格をいかして、防災に関する動画も制作。