【マリヌス航海日誌】船の御朱印めぐりで目指せ‛船長’！

　みなさん、船の御朱印があることをご存知でしょうか。
船の御朱印『御船印』は日本全国の船や港をめぐって集めることができるもので、神社仏閣の御朱印の船版です。
『御船印めぐりプロジェクト』としてスタートしたこの事業は、一般社団法人日本旅客船協会の公認で、船の魅力をPRしようと今年4月から始まりました。
事業には、東京湾フェリーや商船三井フェリーなど全国54の船会社が参加しています。(2021年６月現在)参加社数や御船印の販売を開始している会社は随時更新されていますので、公式HPをご覧ください。
御船印はプリントされているものやスタンプのもの、手書きのものなど各社の個性が光り、港や船内で販売されています。

　私は公式の船印帳とともに、二種類の御船印を購入しました。私が購入したのは、隅田川を航路に運営する東京水辺ラインの御船印で、両国リバーセンターチケットカウンターで販売されています。東京水辺ラインでは二種類の御船印が販売されていて、どちらもプリントされているものです。
隅田川を行き来する水上バスをモチーフにしたイラストは、白地に青と赤のシンプルなデザインです。御船印には日付をいれるか選択することができ、私は購入した日付をスタッフの方に手書きで記入していただきました。
東京水辺ラインは今年７月２５日に就航３０周年を迎えるということで、７月７日から３０周年記念の特別デザインが販売されています。限定枚数で、完売とともに販売は終了されますので、気になる方はお早めにお買い求めくださいね。

　御船印めぐりプロジェクトの特徴のひとつに、一定の船会社数分の印を集めることにより認定される称号制度『御船印マスター制度』があります。称号には『一等航海士』や『船長』など船にちなんだものがあり、今後も増える予定とのこと。詳細は公式サイトをご確認ください。
今後は、公式ガイドブックが発売予定とのことなのでHPやTwitterで更新される情報が楽しみです！あなたも船旅をしながら『御船印集め』してみませんか？