2019.11.27
東京都の南国
こんにちは。元NHK鹿児島放送局キャスターの村上留奈です。
いつもは南国「鹿児島県」の話題をお届けしていますが、今回は番外編として東京都の南国「小笠原諸島 父島」をご紹介します!
小笠原諸島 父島は東京都であり、走っている車はみんな品川ナンバーですが、沖縄県と同じくらいの緯度にあります。
竹芝客船ターミナルから週に一度出ている船に乗って24時間。父島を出る船も週に一度程で、最低でも6日間かけて遊びに行く島です。
11月初旬でも半袖短パンにビーサンでOK!島に近づくにつれて南国の空気を感じます。
スターフルーツ・夏みかんを使ったアイスパッションフルーツの入ったドリンクなど、東京でありながら南国のフルーツが楽しめる島です。
小笠原諸島の海は3色のグラデーション
海はどこからどう見ても最高です。
海岸に座って眺めると、手前から、透明・水色・青のグラデーションになっています。
少し高いところから見れば360°の水平線。
地球って丸いんだなーと実感。
海も空も真っ青です。
初めてシュノーケリングに挑戦しました。
私はあまり深く潜れませんが、それでも色鮮やかな魚がこれでもか!というほど見えました。
水中メガネにぶつかりそうな程近くを泳いでくれます。魚の表情まで見えました。
「行ってらっしゃい!」のお見送りに感動
島では沢山の出会いがありました。
絶景スポットを案内してくださった方、素敵な写真を撮ってくださった方、居酒屋で島の歴史をお話ししてくださった方・・・・。
出航日には皆さん見送りにきてくださり、島の葉っぱで作った飾りを首にかけてくださいました。
船に乗り込むと島のみなさんは「行ってらっしゃーい!」「ありがとうございましたー!」と大声で伝えてくれます。太鼓の音も響きます。
船が出航すると沢山の小さな船が追いかけてきて、最後には海に飛び込んでバイバイしてくれます。
島に滞在したのはたった3日程でしたが、特別な3日間になりました。
またこの景色見に、そして皆さんに会いにきたいなーという気持ちになります。
24時間の船旅は長いと思っていたけれど、船の中での出会いもあるし、展望ラウンジで特別なひと時を過ごせるし、行きは島への期待を膨らませ、帰りは島での思い出に浸れます。
(いまこの文章は帰りの船で書いています。)
6日間の時間を作ることができたら、皆さんも特別な船旅、そして特別な絶景を楽しんでみませんか