2021.02.26
みなさんこんにちは!
「女子アナ47マリン部~Marinus(マリヌス)~」は日本全国の海の魅力を伝えようと、メンバー有志で作られたグループです。
マリヌスは、ラテン語で海を意味しています。
海の魅力、楽しみ方をお伝えするのはもちろん、海を安全に楽しむ注意点をはじめ、海を守る活動にも携わっていきたいと考えています。
47発信プロジェクトや、動画コンテンツ、SNSやイベントなどを通じて、海や川そして船の魅力をみなさんにお届けします。
今回は元NHK徳島放送局キャスターで1級小型船舶免許を持っている小坂知里が、徳島市の街中で誰でも気軽に楽しめるクルーズについてお伝えします!
徳島=「ひょうたん」?!街と川とのつながり
阿波おどりで知られる徳島市ですが、市内には1年を通して楽しめる「クルーズ」があるんです。
徳島市の中心部は新町川(しんまちがわ)と助任川(すけとうがわ)に囲まれた島になっていて、その形から「ひょうたん島」と呼ばれています。
周囲約6kmのこの島を1周するのが「ひょうたん島クルーズ」です。
所要時間は約20分。
「NPO法人 新町川を守る会」が運航していて、気軽にクルーズを体験しながら徳島の様々な景色を楽しむことができます。
ライフジャケットを着用したら出航!
ここからは、船上でしか見られない景色をご紹介していきます。
クルーズだけでしか楽しめない景色が次々と
出航後見えてくるのは、川沿いに整備された公園や遊歩道。
新町川を中心とした水辺では、定期的に開催される「とくしまマルシェ」をはじめ、コンサートや寒中水泳大会など数多くのイベントが開催され賑わいます。
しばらく進むと船は新町川から助任川に入り、右側に徳島中央公園が見えてきます。
淡い紅色の花を咲かせているのは「蜂須賀(はちすか)桜」。徳島にゆかりのある早咲きの桜です。
公園から眺めるのも良いのですが、ひょうたん島クルーズでは川から見上げるように全体を眺められるのでおすすめです。
新町川を守る会によりますと、今年は2月中旬から咲き始め、3月中旬ごろまで楽しめそうだということです。
もう一つ私のおすすめの景色は川から眺める「眉山(びざん)」です。
どの方向から見ても「眉」の形をしていることが名前の由来で、徳島市のシンボルとして親しまれています。
眉山の手前にある、写真左側の茶色い建物は徳島県庁。
そして県庁の前にたくさんの船が泊まっていますが…
実はここ、「ケンチョピア」と呼ばれるヨットハーバー。
水の都・徳島を感じられる場所であり、船が大好きな私のお気に入りの場所でもあります。
また、新町川、助任川には数々の橋が架かっていますが、河口に近いので満潮時には船が橋桁すれすれを通ることも…。
ちょっとしたスリルも味わえます。
1年中楽しめる船旅をぜひ!
ひょうたん島クルーズは1年を通して運航しています。
新緑の時期や夏の夕涼みもおすすめですよ!
徳島を訪れた際はぜひ乗船して、川から見える徳島の様々な景色を楽しんでくださいね。
『ひょうたん島クルーズ』
◆運航日 原則毎日 ※元日・荒天時は休止
◆運行時間 11時から40分毎(最終便15時40分出航)
※7・8月は最終便19時40分出航
◆乗船料 大人300円 小人150円
◆乗船場所 両国橋北詰め
◆問合せ 新町川を守る会 電話090-3783-2084