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【マリヌス航海日誌】真のフグ県対決!延長戦~山口県編~

目次

 こんにちは!山口県出身・在住の池田モトです。日本全国の海の魅力を伝えようと活動している「女子アナ47マリン部~Marinus(マリヌス)~」。47発信プロジェクトや動画コンテンツ、SNSやイベントなどを通じ、海や川や湖の魅力を皆さまにお届けしています。5月に女子アナ47のYoutubeで配信したこちらの動画。

もうご覧いただけましたか?今回のマリヌス航海日誌では、動画に盛り込めなかった山口県のフグの話題を書いていきます。ぜひ動画と合わせてご覧ください。

山口県はフグの○○で日本一!

 フグの本場といわれる山口県。日本一なのはフグの『取扱量』です。(意外にも漁獲量や消費量ではないんです)山口県下関市にある、全国で唯一のフグを専門に取り扱う卸売市場『南風泊市場』は、フグ取扱量日本一を誇ります。
また、山口県は日本で最初にフグ食禁止令が解かれた地であり、フグ延縄漁法発祥の地であるなど、フグと共に歴史を歩んできました。
フグの取扱量日本一の山口県『県の魚』にも制定され、県民からも親しまれているフグ。県内では給食にふぐ雑炊や唐揚げが登場することもありますし、下関市の水族館では、フグ目魚類の展示種数が世界一。その他、オブジェや土産品、マスコットキャラクターなど、県内各地でフグがデザインされた多種多様なものに出会えますよ。

フォトジェニックなフグ料理『ふく恋盛り』とは

 動画の中では、私のイチオシの「ふく恋盛り」もご紹介しました!

ハート型が可愛い『ふく恋盛り』
写真提供:ふく恋実行委員会

『ふく恋盛り』は、フグ刺しを特注のピンクの萩焼のお皿にハート形に盛り付けたもの。(※諸説ありますが、下関市では『フグ』のことを『福』にちなんで縁起を担ぎ『ふく』と呼びます)
「若い方にもフグの美味しさを知ってほしい。可愛い見た目から、フグを食べてみようというきっかけになれば」
という思いから、下関市内のホテル・飲食店の女性たちで結成した『ふく恋実行委員会』が考案しました。味はもちろん、華やかで写真映えする見た目で、山口県の名物料理として様々なメディアに取り上げられています。
初めは恋愛成就の願掛け等に食べる方が多かったそうですが、今では感謝の気持ちをこめて家族や友人へのプレゼントにも広がっています。下関市内のホテルや飲食店で食べられるほか、インターネットでお取り寄せも可能。大切な日、大切な人と食べてみてはいかがでしょうか。
今年はふく恋盛りの缶バッジも登場し、下関駅・新下関駅の観光案内所、下関観光コンベンション協会で販売されているそうですよ。こちらも記念やお土産にチェックしてみてくださいね。
ふく恋盛り公式サイト

フグに特化したWEBマガジンも

 そしてもう一つ、フグの本場らしいWEBマガジンを発見!フグに特化したWEBマガジン、その名も『ふぐマガ』です。
フグに特化したWEBマガジンも食やイベント、グッズ、豆知識など、フグに関するありとあらゆる話題が掲載されています。運営しているのは、下関市の老舗ふぐ問屋『酒井商店』。
「公式サイトを通じ、会社や下関、フグの事をもっと知ってほしい」
という思いから作ったコンテンツの1つが、このふぐマガでした。
運営を開始して、一般の方だけでなく、いろいろな方面から引用等の依頼があるなど、予想以上の反響に驚いたそう!開始から6年経った今でも、興味深いフグネタが沢山更新されており、山口県が誇るフグの奥深さを知ることができますよ。
ふぐマガ

ぜひ山口県でフグ旅を

 いかがでしたか?まだまだ語りつくせない、魅力だらけの山口県のフグ。見て、食べて、学んで、様々な形で楽しめますので、山口県に来られた際はフグづくしの旅もおすすめですよ!

アナウンサー紹介

山口県宇部市出身。元NHK秋田・山口キャスター・リポーター。NHK秋田ではスポーツキャスターとして高校スポーツ、BリーグやJリーグ、オリンピック関連取材のほか、スポーツ雪よせなど幅広いスポーツに関する話題を取材。NHK山口ではスポーツのほか、旅ロケ、中継リポーター、生活情報、ラジオニュースなど様々な分野を担当した。出産を機に退局。現在は山口県在住で、1歳息子の育児に奮闘しつつ、フリーアナウンサーとして活動を始めたばかり。動物園・水族館が大好きで、北は秋田、南は沖縄までさまざまな動物園・水族館に足を運ぶ。最近、地元の動物園の年パスを購入。推しはリスザル。