2020.09.28
女子アナ47、石川県在住のアナウンサー時々アイシングクッキー先生の多賀祐子です。
今回は、金沢から車で1時間半ほどの地・石川県白山市にある白峰(しらみね)地区をご紹介します。
大昔には恐竜がいた!?白山のふもと・白峰地区
白峰は、日本三名山の一つ、霊峰・白山のふもとにある地域で、毎年冬に2メートルもの積雪がある豪雪地帯!
同じ石川県でも、私が住む金沢の平地は数センチ~数十センチ程度しか積もらないので驚きです。
1月から2月には、可愛らしくて幻想的な雪だるままつりが開催されるので、その様子もまたお伝え出来ればと思います。
冬には雪だるまが並ぶ白峰ですが、実は道のあちこちで恐竜の大きな模型にも出くわします。
実はこの辺りには中生代の地層があり、恐竜をはじめ、いくつもの動植物の化石が発掘されているという、恐竜の町なんです。白山恐竜パーク白峰では、これまで県内の地層で発掘された化石が展示されているだけでなく、なんと化石発掘体験もできるんです。
発掘は、ハンマーで石を叩いていくという作業で、小学生以上であれば参加できます。
なんと数年前には、発掘体験をした方が『オオアラシリュウ』の歯の化石を掘り当てたそう!
世紀の大発見をと意気込んでいた息子ですが、発掘できたのは植物の化石。いつかは恐竜の歯を見つけたいと、リベンジに燃えているのでした。
絹肌になれる白峰温泉総湯
発掘で汗をかいたあとに立ち寄りたいのが、白峰温泉総湯。
天然温泉100%のナトリウム炭酸水素塩温泉で、湯上りの肌は、まるで絹のようにすべすべになると評判です。
露天風呂から眺める大自然、そのパワーを深呼吸して取り入れたら、体の内側からきれいになれちゃいます。
山の恵み・ジビエ料理も
そろそろお腹が空きました~。
山里ならではの食べ物といえば…山の恵み、ジビエ料理でしょう!ということで、ジビエ料理の先駆け的存在の老舗『レストラン手取川』にていただきました。
こちらは、猪そば。
猪肉に加え、山で採れたワラビやゼンマイなどの山菜やきのこもたっぷり入っています。
さっぱりとした猪肉はクセもなく、子どもでも食べやすいので、ジビエデビューにお勧めです。
そしてこちらは熊そば。
熊肉は、脂身の白と肉の赤とがはっきり色で分かれています。
猪肉に比べ、熊肉はクセが強そう・・・と思って食べてみたら、
あれ?
まったく臭みがない!しかも、脂の甘味に驚き~!
特産のなめこもたっぷり入っていて、大満足でした!
寒くなってきたら、熊鍋も食べてみたいな。
栄養満点!豆腐の祖先・堅豆腐
白峰の方によくお土産でいただくのが『堅豆腐』。
石川県産の大豆と白山の伏流水で作られている堅豆腐は、木綿豆腐よりも堅くてずっしりしているのが特徴。
一説によると、白山麓で作られている堅豆腐は、中国から日本に伝わった豆腐の原点であるといわれているそうです。
なんと、豆腐の祖先ですか!その堅豆腐を作るお店が白峰にあるので、夕飯用に2種類購入しました。
そのままお刺身のように切って醤油をつけていただくもよし、照り焼きにすれば立派なおかずになり、ご飯が進む一品にも。
初めて訪れた白峰は、自然豊かで太古のロマンあふれる町でした。
次は雪のシーズンに足を運んでみたいと思います。
以上、石川県から多賀祐子がお伝えしました!