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よんなな プロジェクト

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リーダーシップを育む!体験を通じて生きる力を学ぶ「くみまち学校」【埼玉県】

目次

 小学校のPTA会長としても奮闘中のフリーアナウンサー・多賀祐子です。子育て中の皆様、お子さんはどんな習い事をしていますか?私には小学5年生の息子と2年生の娘がいますが、息子はサッカー、テニス、英語プログラミングを、娘はスポーツ教室とピアノを頑張っています。今回は、習いごとを考えている方にお勧めしたい学び場「くみまち学校」をご紹介します。

くみまち学校とは

 ホームセンターのカインズでは、学校では教えてくれない「生きる力」を、体験(DIY)を通じて学ぶ場「くみまち学校」を、各地の店舗にて開催しています。くみまち学校の取り組みに賛同する企業や教育機関、自治体を共創パートナーとし、地域のくらしの課題を自発的に解決する機会を提供しているんです。くみまち学校の教育プログラムには早稲田大学も協力しており、体験の中で自分のリーダーシップに気づき、伸ばすように構成されています。
くみまち学校で学ぶ主なテーマは「社会課題」で、環境や教育・子育てなど15ブロックに分けて授業化していきます。授業の様子はYoutubeのカインズ公式チャンネルで見ることができますよ。私がリポーター兼ナレーターを務めています。

初対面でもリーダーシップ発揮

 カインズ朝霞店で実施されたくみまち学校は、飲料メーカーと共同で「リサイクルから分別の大切さを学ぼう」という講座。私の子どもたちも、撮影を兼ねて参加。日々の生活にかかわりの深いビン・缶・段ボールを題材として、3R(リデュース、リユース、リサイクル)について考えました。
この日は小学2年~6年の子どもたちが参加。初めて会ったメンバーとグループを作り、グループディスカッションで意見を出し合いながら発表していきます。グループ内では、自然と高学年が引っ張って意見を引き出してくれたり、意見が分かれた場合に納得のいく形でまとめたりと、リーダーシップを発揮する場面がたくさん見られました。
「初対面なのに盛り上がっているね!」
とインタビューしてみたところ
「最初に自己紹介したときに同じ趣味だと分かって、すぐに仲良くなれたよ!」
と答えてくれました。コミュニケーション力が磨かれる場になっているんですね。

最年少参加だった私の娘は、難しい単語に戸惑うシーンもありましたが、お姉さんメンバーが優しく教えてくれたり、簡単な作業を任せてもらうことで緊張もほぐれていき、発言ができるようになっていました。学校や家庭とは違う一面を見ることができるのは、後ろから見守っている保護者にとっても嬉しい発見です。

ワークショップで楽しく学ぶ

 またワークショップでは、実際のゴミを、分別表を見ながら仕分けに挑戦。分別表を見るのは初めてだった我が子ですが、この日学んだので、ビンやペットボトルのラベルもしっかりはがして分別完了!日頃は大人任せだった分別の仕方が分かり、
「家に帰ったら早速やってみる!」
と、関心を持ってくれました。
最後はオリジナル段ボール額縁を作成し、分かったことや楽しかったこと、これからやってみようと思ったことを記入しました。額縁を飾っておけば、いつでも学んだ事を思い出せますね!実際、受講後の息子と娘は、ペットボトルをはじめ、お菓子の袋やヨーグルトカップなどのプラスチック製容器包装を自ら分別するようになりました。私もリサイクルの意識が高まり、子どもと一緒に細かく分別するようになり、可燃ごみの量がグッと減りましたよ。時には分別し忘れて子どもに注意されることも!

くみまち学校の年間を通じた定期開講は2023年4月を予定しているとのこと。詳しくはくみまち学校のサイトをチェックしてくださいね。皆さんの街のカインズにも、くみまち学校がやってくるかもしれませんよ!

アナウンサー紹介

9年間務めた金沢ケーブルでは、生放送の情報番組や通販番組のMCを担当。自社制作アニメ番組の主題歌を歌うなど歌手デビューも。石川県内すべての民放局とNHKの番組でリポーターを経験。企業動画やCMナレーションが得意でこれまで180作以上を担当。芸能プロダクションで発声滑舌レッスンの指導、親子のコミュニケーション力を高めるマザーズコーチングスクールのマザーズティーチャー、表現力を磨くファミリースピーチアカデミーの講師、お菓子教室の先生など講師業にも力を入れている。2児の母で小学校PTA会長。